歳だから…諦めがちなのが膝

長く患うのが膝痛
膝痛から解放される為には予防が大事です。
対処療法ではなく、根本から見直しましょう。

生活の中でよくあること。

階段の昇り降り

膝は階段の登りよりも下りがきついのです。

特に膝を痛めている時は階段を昇るよりも降りる方が危険です。

階段の昇りは自力で下りはエレベーターやエスカレーターを

活用し膝に優しい生活を心がけましょう。

毎日の積み重ねが先々において大きな差になります。

膝を患っている人はおおよそ700万人とも言われています。
また、膝痛は40才以上の男女の約60%と言われています。
でも…年齢はただの数字。(笑)

諦めないで。

膝に水が溜まる。ってどういうこと?

なぜ膝に水が溜まるのでしょうか?

waterではなく(笑)関節液や滑液と言われている液体が関節の中で

過剰にたくさん分泌されて溜まった状態で炎症を起こしたときに

膝を守ろうとして起こる防御反応のひとつです。

カラダって天才でしょ〜。 (笑)

膝に水が溜まること自体が悪いことではありません。

もともと、膝の関節が傷まないように関節の中にある「潤滑液」というのを出してくれて膝を守ろうとしています。

突発的な事故や、運動のやりすぎで膝に水が溜まったと言うのはまた別の話です。

この場合は医療機関で診てもらってくださいね。

今回の話は慢性的な場合です。

突発的な事故や使いすぎではなく、日常生活の中で気が付いたら膝が傷んでいた

という、お話です。

慢性的な膝の痛みは大きくわけて2つ

1.半月板の損傷や、じん帯を痛めたあと、古傷として傷む場合
2.変形性膝関節症

日本人の変形性膝関節症は約700万人と言われています。

歳だからと諦めている方が非常に多いのです。

変形性膝関節症の疾患の大きな特徴は膝の痛みや膝の違和感によって

1.行動が制限される
2.太る
3.糖尿病
4.呼吸器疾患

など、生活習慣の病気に結び付きやすいです。

膝の痛みは70歳代以上の約60%を占めていると言われています。

ですから、40歳代以上の人が膝が痛くなる見込みがあると考えて良いでしょう。

だから、他人ごとではありません。

今、痛くなくても、いつ痛くなるのかはわかりません。

男性より女性の方が発症しやすく約4倍と言われています。

その理由の一つに

女性は男性に比べ筋肉量が圧倒的に少ない事があげられます。

変形性膝関節症になりやすい原因は3つ

1.骨
O脚が一番の原因。

歩き方や座り方です。

引きずりながらとか、歩幅が小さい歩き方であったり、

横すわりをしている時や、あぐらをしている時の足の組み方がいつも同じなどの癖によるものです。

「身体の使い方が間違っていますよ」という身体からのサインです。

骨粗しょう症

閉経によって女性ホルモンの減少の影響

2.体重

体重が5kg増加すると変形性膝関節症の発症率が36%アップします。

膝の関節には体重の約3倍の負荷が、かかるとも言われています。

膝が痛ければ自然と活動量が下がり代謝も落ちるために太りやすくなります。

動けないために体重が増え、関節にかかる負担が大きくなります。

3.筋肉

女性は男性に比べて圧倒的に筋肉量が少ないのです。

筋肉が少ないと言うことは膝にも負担がかかります。

しかも筋肉は1歳ごとに年齢を重ねると1%減ります。

50歳になったら20歳の頃よりも30%もの筋肉が減っている計算になります。

変形性膝関節症を根本から見直すために必要なことは

適度に運動をして筋肉をつけるというよりは

「これ以上落とさない」を心がけましょう。

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