更年期の肥満。

大宮西口MARSHAの長島雅子です。

 

毎日寒い日が続きますね。

脂肪を溜め込む時期でもありますが、無理にダイエットなどをすると免疫力が低下し、かぜをひきやすくなりますから、季節など環境に合わせて体調管理をしましょう。

 

新年を迎えたあと、「お正月に太ってしまいました。」と、お客様からの声を沢山聴きます。

そして・・・

「ここ数年、だんだん体が戻りにくくなってきました」

「たいして食べていないのに太りやすくなってきました」

「若いころは体重がすぐに戻ったのに最近、戻らなくなってきました」

などなど、出産を終えたり、また30歳代後半から40歳代に入って体重や体型が気になり始める年代となります。

 

なぜ?

 

それは「更年期を迎える」からです。

一般的には女性の更年期は40~50歳とは言われていますが、個人差があります。

更年期肥満の原因の一つとして「エストロゲン」のホルモン分泌低下というのがあります。

直接的・間接的に影響をおよぼして身体の機能が低下したり不調が起こります。

それが、更年期障害です。

 

更年期障害の症状については代表的な症状だけでも・・・

ほてり・のぼせ・発汗・むくみ・頭痛・頻尿・抜け毛・うつ・不安・ストレス・肥満などがあります。

 

更年期障害は女性だけでなく男性にもあり、女性とは起こる年齢など違いますが共通する症状もあります。

女性ほど長期間ではないそうですが、男性は女性のようにおしゃべりをして解消するというタイプではありませんから対処法を知っていれば、気持ちが楽になりますね。

男性の更年期障害については改めてアップいたします。

 

【エストロゲンについて】

女性らしい体型を作るためのホルモンです。

月経、妊娠、出産など、女性としての性機能をもたらす作用があります。

肌の色、艶、潤いを保つなどの美しさもあります。

コレステロールや中性脂肪、内臓脂肪など脂肪の代謝に関係する働きを持っています。

30歳をピークに低下し、閉経と共にほとんど分泌されなくなります。

 

 

ホルモンの分泌は自覚症状がありません。

ですから、少ない、多い、ちょうど良いなどわかるはずがなく、また、自分の意識で分泌されるものでもありません。

それを知らなでいると、更年期肥満になって、若いころと同じようなダイエットや、無理なダイエットする事により、健康状態が悪くなることもありますから十分理解する必要があります。

 

更年期肥満になりやすいのは大きく分けると2つの原因があげられます。

・ホルモンバランスの乱れ。

・体を動かす機会が減り筋肉量が減少すること。

 

【筋肉量の減少するとどうなるか?】

・基礎代謝が低下してエネルギーが燃焼しにくくなる

運動で積極的にエネルギーを燃やさない限り脂肪がたまる一方になります。

 

・生活習慣病の原因になりえる

更年期に増える脂肪は、内臓脂肪になりがちです。

 

【更年期肥満になったら】

ます、これ以上増やさないことを心がけましょう。

「減らす」というのは先ほどもお話したように、エストロゲンの低下が影響していますから、まずは現状維持です。

無理な食事制限や、極端な体重減少は免疫力が低下し風邪をひきやすくなったり体調を崩す原因にもなります。

バランスの良い食生活と適度な運動をコツコツと続けることが重要です。

運動習慣がない!またはもともと運動が苦手!という人は無理な運動はせず、日常生活の中で、こまめに動くことを心がけましょう。

たとえば一駅歩いたり、遠回りをしてみたり、ちょっとした事をするだけでも「ちりつも」ですね。

小さな積み重ね!

お勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

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