血管が若いことが全てな理由
健康は失ってから気が付くものです。
元気な時や不自由さがない時は気が付きません。
だからこそ予防が必要なのですが、身に染みて感じていないので、
つい予防が後回しになっていませんか?
綺麗でいたい、体型を維持したい
目に見えて気が付いたり、感じているので
「何とかしなくちゃ」と、ジムに通ったり、サプリメントを飲んだり、
エステや、美容器具など、工夫をして現状維持を保つことに、人はエネルギーを注いでいます。
しかし、そもそも、根本は何かというと、
血管が若かったら、細かいことをやらなくても、健康や美を保つことが出来ます。
日本人の死因ランキングが象徴しています
2020年の健康調査では日本人の死因ランキングに血管系の病気が入っています。
1位 がん
2位 心疾患
3位 老衰
4位 脳血管疾患
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9位 血管性などの認知症
血管が元気で若ければ血管系の病気のリスクが下がるということがわかります。
血管の健康
そもそも、血管系の病気はなぜ起こるのか?
血液がボロボロになっておきます。
そうすると脳梗塞、心臓病などになります。
これらの病は急になるのではなく、自覚症状がないまま、進行していて、
症状が出た時に多いのが意識を失って救急搬送というケースです。
きっかけは血管の老化から始まる
その病の代表的なのが【動脈硬化】です。
動脈が硬化していること=動脈が老化
血管が硬くなると、どうなるかわりますか?
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「モノが硬くなると壊れやすい」というイメージです。
そう!血管が硬くなるとちぎれます。(あくまでもイメージです)
血管が硬くなると細くなって通りが悪くなります。
血液の通りが悪くなれば
冷えやむくみにもなります。
一番気になるのがお肌ではないでしょうか?
お肌がシワだらけ、たるんでいるのは自分が一番気になります。
血管が細く、硬くなっていればしぼんでいる状態。
しかも、血液の流れの悪いですから、栄養や酸素が十分行き渡らず、血色も悪いです。
- 見るからに不健康そう!
- 実年齢より老けて見える!
血液系の病気になるのも困るけれど、その前に、こうやって自覚症状が出ています。
最近、目じりの小じわが気になりだした!などという方いらっしゃるのではないでしょうか?
見た目のお肌のしわやたるみの状態が実は体の中身を象徴しています。
その他にも、髪の毛の艶や細さや太さも若さや健康状態がわかります。
血管系の病にならないようにするには日々の生活が大事です。
血管系の病気になった後の影響
心臓や脳の血管に支障が起きると命に関わったり、一命はとりとめたものの、
後遺症として、生活がしにくくなることが多く、そこから、
動くのが億劫になったり、人と接することが面倒になります。
その結果
- 引きこもり → 活動量の低下 →筋力・体力の低下
- うつ・認知症
へと発展していきます。
血管の若返りが健康を保つ
健康な血管を保ち肌の毛細血管を張り巡らせることが、健康的で美しさを保つと言ってもよいでしょう。
血液の通りがよく、末梢に張り巡らされている毛細血管の数が多ければ
体の隅々にまで血液を張り巡らせることが出来ます。
血管そのもの管が柔らかくて元気であれば、全身の健康に繋がります。
血液の働きは…
酸素を運び栄養素を運んでくれます。
いくら、体の良いものを食べても 血液が運んでくれなければ、皮膚や肌、髪、筋肉には
栄養がいかないので元気になってくれません。
全身に血液を行き渡らせるためには運動をしなければ運ぶことが出来ないのです。
血管に影響するもの
喫煙、飲酒、食事
食事で気を付けたいのは
塩分、脂・糖分です。
言うまでもなく、塩分は血圧を上昇させます。
血圧 → 血液を全身に送る圧が高いと血圧が上昇し、心臓に大きな負担をかけています。
なるべく血圧は正常範囲内で納めたいです。
脂 → 中性脂肪やLDL(悪玉コレステロール)
これらは血管にへばりつき、【血管壁】と言って壁を厚く硬する作用があります。
イメージは排水溝にバターやマーガリンを流した時のあの感じです。
固まってへばりついていますよね。
お湯を流すと塊が柔らかくなって流れてくれますが、冷めれば硬くなって水の通りを妨げます。
温める=運動
からだに例えると、冷え性は血行が悪いことの現れです。
運動をすると体が温まって手先や足先が温まるように、運動することで血液の流れをよくしてくれます。
そういった意味でも、運動は大事ですね。
糖分 → 血糖値が上昇すると太りやすいインスリンの分泌が加速します。
ブドウ糖の摂り過ぎは高インスリン血症と言って、インスリンが過剰に分泌されている状態が続くと、
今度はインスリンが分泌されても血糖値が下がらなくなります。
これが何度も続いて慢性的になるのが【糖尿病】と言われるものです。
糖尿病になったら一生付き合うことになる厄介な病
糖尿病こそ、失って気が付く病です。
- 美味しいものが止められない
- 運動するのが面倒
と言って好き放題やって、健康診断の結果を聞いたら【要検査】になっていたという事例は多々あります。
ここからが要注意な時期なのに、忙しさや時間がないことを理由に何もしない結果、
血糖値が高いまま、結果的に【糖尿病】と診断されます。
それでも、痛いや、つらいなどの症状がないため、食事制限や運動をやろうとはしません。
その時には血管はもろく、ちぎれやすい状態になっています。
糖尿病の3大合併症
- 神経障害 → 壊疽(切断)
- 網膜症 → 失明
- 腎症 → 人工透析
- 末梢に血液が巡らないと、ちょっとした深爪や切り傷がなかなか治らず、手足切断!
- 急に眼が見えなくなるなど、眼底出血による失明。
- 腎臓に負担をかけているのにも気が付かず、一生人工透析。
ということになってしまうほど恐ろしい病気です。
その他の合併症
血管系(動脈硬化による心筋梗塞、脳卒中など)
呼吸器系(肺炎、肺結核など)
泌尿器系(インポテンツ、排尿障害、膀胱炎など)
また、高血圧や脂質異常症を併発しやすいので注意が必要。
激痛や高熱が続けば自分でも何とかしようと思いますが、糖尿病はそれがありません。
だから厄介な病なのです。
糖尿病になったら、今までのように楽しく外食をしたり、外泊を伴う旅行などはできなくなって
しないます。
失明したら不自由です。
人工透析に通わなかったら、生きていけません。
そうならないために、血管の健康、若さを保つこと大事です。
結果的に綺麗で若々しくいられるのです。
血管の若返りには加圧トレーニング
言うまでもなく、加圧トレーニングは血管を若返らせるために最強です。
50年以上にわたる研究の結果=エビデンス
が証明しています。
メカニズム、効果に関してはこちらの記事をご覧ください。