お腹だけがひっこまないのはなぜ?
痩せたのに…
運動をしているのに…
という相談を受けます。
そもそも、お腹をひっこめる筋肉は
ポピュラーな腹筋運動では使えないのです。
ポピュラーな腹筋とは…
●仰向けになって膝を立て上体を起こす腹筋運動
=猫背を強調する運動です(笑)
●仰向けで両脚を伸ばしたまま、床から上げ下ろし
=お腹の力が抜けると腰痛を起こします
筋肉は使うと太くなる
ガ~~~ン!
でも大丈夫。
腹筋運動は種類がたくさんあります。
ワンサイズ細いウエストの洋服を着る…あの感覚です。
お腹をひっこめることをやってみてください。
この筋肉が手ごわくてなかなか動いてくれません。
長年やっていないので、
動かそうとしても、びくともしない人!
と〜っても多いのです。
そもそも、私たちは2足歩行をしています
立った状態で腹筋が使えているのが理想です。
ついでにお腹をひっこめて立ってると
「体幹」と言って体を支える筋肉が養われます。
これなら、お腹が太くなることはありません。
腹筋運動ばかりがお腹をひっこめるとは限りません。
私たちの体はつながっています。
腹筋運動をする時、お腹の肉が動き、
なおかつ背骨が丸くなると
筋肉がスムーズに動いてくれます。
そのためにはお腹の肉が柔らかく、
背骨も柔らかくしておく必要があります。
筋肉をほぐして伸ばして引き締める。
私がお伝えする筋トレの始まりは
基礎の基礎から取り組んでいます。
あなたにとっての適量を探しましょう。
いきなり、きつい運動は
私たちのお年頃には向いていません。
そんなことをやったら、
「次にやるの、どうしようかな?」
という気持ちが出てくるのです。
ちょっともの足りないくらい。
こんなものでいいの?
もう少し動きたいけど。