長島雅子のブログ~私が伝えたいこと~
24時間体内時計
体の中に備わった24時間のメカニズムがあるのをご存知でしょうか?
24時間周期で体の中から分泌されるホルモンがそれぞれ違うことで
体調や気分が変化します。
自立神経の働き
朝は「セロトニン」というハッピーホルモンが分泌されます。
その結果、交感神経が優位に働きます。
(交感神経:元気が出る、活発的になる)
そこから日中にかけてだんだん増え、午後からは落ち着き始め
その代わりに副交感神経(リラックスモード)が優位に働き始めます。
夜になるにつれて副交感神経がピークに働きはじめると
「メラトニン」が分泌されて眠いモードになります。
これらのリズムが体の中に備わっているので、
できれば、日が昇るのに合わせて起床し、
夕方、暗くなり始めたら、穏やかに過ごすように自然の摂理に合わせた
ライフスタイルを整えたいものです。
朝は肺が活性化しています
「呼吸」に意識を向けるような運動をしてみましょう。
ウォーキングがおすすめです。
軽く息が弾み、リズミカルな運動なため、
セロトニン(ハッピーホルモン)が分泌する条件の一つです。
赤ちゃんが生まれた瞬間「おぎゃ~」という泣いているのも
実は呼吸をするためです。
生まれて最初にやる仕事が「呼吸」なんですね。 (笑)
朝、起きた時は体が動きにくく、硬くなっています。
そのため全身に血液を行き渡らせるためにも、呼吸をして
酸素と血液を循環させましょう。
ウォーキングやストレッチなど緩やかに動いてみましょう。
日中はワクワクすることをやりましょう
朝はセロトニン(ハッピーホルモン)が分泌され、
日中にかけてはドーパミン(ワクワクホルモン)が分泌されてきます。
また「アドレナリン」と言って興奮するホルモンが徐々に分泌されると
血圧、体温、心拍数なども上昇し始めます。
交換神経が優位に働きますので、
少しきつめの運動を行っても十分手ごたえを感じられます。
ダンスや筋トレなど、積極的に動けるものを行うのがオススメです。
夜はお休みもモード
夜は副交感神経が優位に働くので、
静かに過ごしましょう。
激しい運動や、ブルーライトを使うものは避けましょう。
人によってライフスタイルが異なる時代
便利になった現代は24時間フル稼働しているケースも多く、
昼夜逆転する場合もあります。
その場合は、無理に太陽の時間に合わせず、自分のライフスタイルに合わせて
規則正しく生活をしてみましょう。
昼夜逆転していても、食事や睡眠の時間が決まっていれば
規則的と言えます。
体内時計に合わせて生活のリズムを整えられるなら、
整えたいですね。
極端なことを避け、少しづつ取り組みましょう。